サステナビリティSustainability
基本方針
ステークホルダーの皆さまとの対話を通じて、
サステナブル(持続可能)な社会の実現を目指します。
サステナビリティ推進体制
代表取締役 社長執行役員
メッセージ
私たち合通トラスコは、社会インフラである物流の担い手として歩んでまいりました。
物流は、日常生活や社会活動に必要なさまざまな品物を、皆さまのお手元にお届けする活動です。
この活動は、現時点ではまだまだ労働集約型であり、毎日、実に多くの人々がトラック・フォークリフトなどによる作業や事務オペレーション、マネージメントに携わっています。
これまでも、経営理念の
「わたくしたちは、物流業を基幹としてお客様と社会の繁栄に貢献し、社員の幸福と会社の発展につとめます。」の精神に基づき、
お客様や社会の皆さまに、
・利便性が高く、環境負荷の低い物流サービスを如何に提供できるのか?
・交通の安全性を高め、地域の皆さまの安心安全を如何に確保するのか?
・ご協力をいただいているパートナー企業の皆さまや社員が、安心して力を発揮できる環境を如何に整えるか?
これらを経営の中心とし、事業活動をしてまいりました。
しかしながら、私たちが活動をすればするほど、CO2は排出され、交通や作業の危険度も増します。
だからこそ、環境負荷の低減、交通や作業の安全活動に取り組んでまいりました。
私たち合通トラスコは、「SDGs(エスディージーズ)~Sustainable Development Goals~︓持続可能な開発目標」
の国際的な枠組みの主旨に賛同し、これまでの活動に新たな意義を組み入れます。
あわせて、これまで以上に地域社会の声をお聞かせいただくために、周辺の自治体とも連携し、官民一体の活動も積極的に推進します。
これらの活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、企業努力を重ねてまいります。
代表取締役 社長執行役員
渡邊 泰輔
マテリアリティ
(重点課題)
合通トラスコでは、事業を通じた社会課題の解決によってお客様と社会の繁栄・社員の幸福・中長期的な事業価値の向上を実現するため、サステナビリティについて優先的に取り組む6つの「マテリアリティ(重要課題)」を特定しました。
合通トラスコ×SDGs
1安全Safety
【安全理念】
私たちは、今日に満足することなく、
さらなる安全性と安心感を求めて強い信念と積極性をもって安全文化を醸成します。
安全基本方針
- 関わるすべての人々の安全に対する責任を負います。
- 確固たる安全のうえに高品質・高い生産性を成り立たせます。
- すべてにおいて安全を優先し、積極的に安全な状態を維持します。また必要に応じて、つくり出します。
- 従業員一人ひとりが「事故を起こさない」という強い信念を持ち、会社は安全に対して時間と資本を惜しみません。
職場と行動の危険を取り除きます
- スクリーニングチェック
- 安全道場
- Qspecミーティング
Quality: 品質・Safety: 安全・People: 人々が中心となり・Environment: 環境・Compliance: 法令遵守 - ヒヤリハットレポート
- 安全指導の進化
- フォークリフト選手権
- ランライトによる目視確認
安全意識の醸成
- 原点回帰講習
- タイヤ点検講習
- ドライブレコーダーのチェックによる運転指導
- ナスバネットによる視力・反応・動作診断
- 衝突回避支援・被害軽減システム搭載車の導入
ご安心いただける運転を目指して
- 車間距離&車線変更
- イエローストップ
- 車輌美化をとおして
- 学校教育支援活動を通じて
2人財Human Resources
私たちは、互いの個性を尊重した、相互理解の企業風土を通して、
個々の能力を最大限に発揮できる環境をつくります。
人権基本方針
私たちは、国連の「国際人権規約」や「ビジネスと人権に関わる指導原則」をはじめとする国際規範を支持し、企業活動に関わるすべての人の人権を尊重します。
- 基本的人権と多様性の尊重
私たちは、個人の基本的人権と多様性を尊重し、人種、民族、国籍、性別、年齢、宗教、言語、障がいの有無、性的指向、雇用形態・契約形態その他を理由とする差別をおこなわず、また容認しません。 - ハラスメントの禁止
私たちは、精神的、肉体的であるかを問わず、相手を傷つけるような言動はおこなわず、また容認しません。 - 非人道的な労働行為の禁止
私たちは、基本的人権を尊重する考えに立ち、強制労働・児童労働・奴隷行為など非人道的な行為を容認しません。 - 人権デューディリジェンス
私たちは、人権に対する負の影響を特定・評価し、特定された負の影響について、原因の排除・軽減または、加担を回避します。 - 職場環境への配慮
私たちは、適用される法令に従い、一人ひとりが健康かつ安全・安心に働き続けられる職場環境を整備します。 - 結社の自由と団体交渉権の尊重
私たちは、法令や労働慣行を踏まえ、結社の自由と団体交渉に関する従業員の基本的権利を尊重します。
合通トラスコの「人財」の考え方
合通トラスコの最大の資産は「人財」です。
物流は機械化が進んでいるとはいえ、多くの人々が携わっています。
社員一人ひとりが伸びやかに力を発揮できる環境を整備することで、私たちが提供する物流サービスの質を高め、企業価値を向上します。
ダイバーシティへの取り組み
- 産休・育休制度の充実
- LGBTQフレンドリーな職場環境
- 女性管理職の登用
キャリアパス
- 事務員・乗務員・作業員の横断的職種変更制度
- トラスコサイトツアー
たて・よこ・ななめのコミュニケーション促進
- TIC(Trasco Interactive Communication)
- 新入社員へのフォローアップ
- 既存社員へのフォローアップ
- 社内SNS
ワークライフバランス
- 予測精度と柔軟性の向上
- 勤務地・勤務体系や研修・教育制度のフレックス化
従業員のカラダとココロの健康を守ります
- 生活習慣病 改善への取り組み
- 睡眠改善から生活習慣予防へ
- 感染症の基本対策
- 脳・心血管疾患の発症抑制
- 脳ドックの受診
- 健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)の認定
- メンタルヘルスケア専任者の育成と社内教育
- メンタルヘルス不調の未然防止へ
3お客様の体験価値向上Customer Experience Value
私たちは、迅速・安全・確実に徹し最高のサービスをお届けするとともに、
創意工夫を重ね、新たな価値をお客様に提供します。
品質向上と社会課題の解決へ
- DP-one ~ Dispatch One ~
(合通トラスコ独自の配車関連システム)- 環境負荷低減への取り組み
- 乗務員の労働環境改善の取り組み
- 高品質な輸送サービスへの取り組み
- BC-one ~ Berthcontrol One ~
(合通トラスコ独自のバースコントローシステム)- 待機時間短縮
- バース接車コントロール
ロジスティクスパートナーとしての役割
- 輸送力・作業力 安定供給の取り組み
- プランナーによる生産性の向上
- お客様へのご提案
- インスペクション
- テクニカルチェック
事業継続
- 重要データのクラウド化
- 安否確認ツールの導入とプロセスの確立
- 災害時配車オペレーション訓練
- 災害時支援ボード
- 緊急非常箱の設置
- 感染症への対応
4コンプライアンスと倫理Compliance and Ethics
私たちは、法令遵守はもとより、高い倫理観に基づいた良識と品格を持って行動(考動)することで、社会の信頼にこたえます。
ネットワーク社会への対応
- 情報セキュリティ基本方針
- 安全な情報収集・処理・保管
- データ保護
- 個人情報保護
法令遵守への取り組み
- 関連法令の変更管理
- 業務の適合性・有効性の確認(法令と契約)
- 36協定・特別条項の遵守
- 改善基準告示の遵守とアルコールチェック
- 運転者職場環境良好度認証制度 「一つ星」認証
倫理・道徳への取り組み
- ハラスメント教育
- ハラスメントへの対応
- 内部通報制度
- 透明性のある購買活動
- 購買基本方針
- 持続可能な資材調達
- 制服のリサイクル
- エシカル消費
- 反社会勢力に関する基本方針
5環境Environment
私たちは、安心して暮らせる幸福な社会を
未来へ継承するため、環境負荷の低減につとめます。
環境保護方針
環境方針を以下の通り定め、事業を通して地球環境の維持・保全に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に努めます。
- 環境に関わる法令や条例・協定などを遵守し、環境保全活動に努めます。
- 環境目的及び目標を設定・実行し、定期的に活動の見直しをおこなうことで、継続的な改善をおこないます。
- お客様の環境負荷低減に貢献できる物流サービスを開発し提供します。
- 環境方針は文書化し、全従業員に周知徹底するとともにホームページで公開します。
ISO 14001
合通トラスコでは、2004年に環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を取得、事業活動における環境リスクを分析し、そのリスクを低減する取り組みを推進しています。
脱炭素社会の実現に向けて
- SCOPE1~3算出/中間目標設定
- 実車率向上によるCO2排出量の削減
- フォークリフト電気式への代替によるCO2排出量の削減
- トラックのEcoドライブ実践によるCO2排出量の削減
- フォークリフトのEcoドライブ実践によるCO2排出量の削減
- 鉄道コンテナ輸送活用によるCO2削減
具体的な取り組み
- 実車率向上によるCO2排出量の削減
- フォークリフト電気式への代替によるCO2排出量の削減
- トラックのEcoドライブ実践によるCO2排出量の削減
- フォークリフトのEcoドライブ実践によるCO2排出量の削減
- 鉄道コンテナ輸送活用によるCO2削減
ペーパレスによる環境負荷低減
- スマホ・タブレット端末の導入促進によるペーパーレス
- 輸送帳票の電子化によるぺーパーレス
- 社内帳票の電子化によるペーパーレス
持続可能な資材調達
- 資材調達 重点確認10項目(CSR REPORT p.28)
- エシカル消費の啓蒙
6地域社会Local community
私たちは、物流業を基幹とした企業活動を通じて、
社会的課題の解決に努め持続可能な街づくりに貢献します。
公民連携
- 自治体とのSDGs普及・啓発活動
- SDGs啓発活動
- SDGs推進プラットフォームへの参画
- 2050京(きょう)からCO2ゼロ条例への賛同
- 大阪府 災害時ボランティア活動支援制度への登録
学校教育・文化振興支援活動
- 中堅教諭等資質向上研修への協力
- 大阪府立の高等学校吹奏楽部の活動支援
- ZEROカーボンフェスRock Festival開催支援
- 地域学校への職業講和・職場見学の受け入れ